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2025-01-28

2025年新築住宅の補助金について

 

本文
<経済産業省、国土交通省同時発表>
1. 環境省は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて住宅の省エネ化の支援を強化します。
2. 新築住宅に関しては、国土交通省と連携し、ZEH基準の水準を大きく上回る性能を有する省エネ住宅(GX志向型住宅)の新築を支援する新たな補助制度を創設します。
3. 既存住宅に関しては、引き続き、熱損失が大きい窓の断熱性能を高める改修工事について支援します。この補助事業は、経済産業省及び国土交通省が実施する住宅省エネリフォーム等への補助事業とワンストップで利用可能とする予定です。
※いずれも令和6年度補正予算の成立が前提であり、かつ、今後内容等に変更があ り得ることを御了承ください。

 

環境省発表

GX志向型住宅 160万円

長期優良住宅 80万円

ZEH 40万円

となっています。

新しくGX志向型住宅という省エネ住宅の区分を創設されているのが特徴です。
このコラムでは、GX志向型住宅について少しだけ深堀りしてみたいと思います。

※GX志向型住宅とは、
下記の①②③の全てに適合するもの
①断熱等性能等級6以上
②再生可能エネルギーを除いた1次エネルギー消費量の削減率35%以上
③再生可能エネルギーを含む1次エネルギー消費量の削減率100%以上(寒冷地は同75%以上、都市部狭小地は未導入も可、共同住宅は3階建て以下が同75%以上、4・5階建ては同50%以上、6階建て以上は未導入も可)
何度も言いますが、上記①、②、③の全てに適合しなければいけませんので注意が必要です。

 

 

 

 

 

①の断熱等級は何となく聞いたことがある人も多いと思いますが、2022年の10月に施行されて現在は等級7が最高等級となっていて、等級1が最下等級です。
2025年度以降は全ての新築住宅に等級4以上が義務化されるため、2022年3月まで最高等級だった等級4が最低等級になる予定です・・・
3年で最高だった等級が最低になるなんて、断熱性能の向上化のスピードの変化に付いてこれない住宅メーカーもいると予想されますので、
この記事を読んでいる方はよく覚えておいてください。
これから家づくりされる方は、断熱等級6を選択しておいた方が将来的にも安心ではないでしょうか。

 

②と③は一般の方には何のことだか分からない人が大半ではないでしょうか?
簡単に説明しますと、

住宅が1年間に消費するエネルギー量(メガジュール/年)、いわゆる「年間の光熱費」を基準より35%以上削減しましょう!
その上で、太陽光発電を利用し、最低消費する分くらいは発電でまかないましょう!
という感じですね。

 

 

 

 

 

上記の図で赤枠合計①/青枠合計②で計算した数値が35%以上であれば第一段階はOK
上記だと、①45,327/②76,191=0.5949 ≒0.6 となり、40%以上の削減になるのでクリアとなります。

さらに、
①45,327(設計一次エネルギー消費量)と同等以上の発電量の太陽光パネルを搭載すれば、クリアです。

断熱等級6を選択していれば、GX志向型住宅クリアとなります。

 

太陽光発電は付けるつもりはないよ、という方もいますよね。
GX志向型住宅にする為には太陽光発電は必須となりますが、先ほどの例でも取り上げた数値45,327MJ以上となると、
太陽光発電費用だけでも約120万円(消費税別)以上はするのではないでしょうか?
※屋根貸し0円太陽光やリースといったものもありますが、割愛します
この費用をかけてでも160万円の補助金にこだわるのは家づくりの趣旨から外れる場合もありますので、
家づくりに必要な設備なのかどうか?をよくよく建築を担当する工務店や住宅メーカーと話し合ってみてください。

 

長期優良住宅も引き続きありますが、2024年から20万円ダウンの80万円
ZEHに至っては40万円になってしまいます。

 

2025年の補助金は、最高160万円となりましたが初期費用が大幅に増えるので補助金としては2024年までに比べれば
かなりさみしくなっているように感じますが、、、高性能化、創エネは避けられないので仕方ないのかもしれませんね。

 

また、現在住んでいる住宅を解体し建て替える場合、長期優良住宅とZEHでは20万円加算されるとのことです。
解体費用20万円補助、みたいな感じですね。

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