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2025-11-06

本当に必要なものだけに、正しく投資する家づくり

現代の家づくりにおいて、さまざまな工法や資材、機器が存在します。
どれがどういいのか?住宅建築に携わっている人でさえ、全てを把握している人はいるのだろうか?

今回は、高騰化が進む住宅建設において、「本当に必要なものだけに、正しく投資する」一助になれば幸いです。

1.住宅建設費用の総額予算を把握する。

2.必要なもの、あったらいいもの、不要なものを認識する

3.家づくりで必ず叶えたいことを決める

4.ハウスメーカーを選ぶ

5.まとめ

1.住宅建設費用の総額予算を把握する。

住宅建設を考え始めたら、まずは近くの住宅展示場へ行く方は多いでしょう。
好みや予算を知る上では大切な事ですが、
1番最初にする事は「総予算の把握」です。
ご家族の特にご夫婦が平均寿命の85歳になるまでの家族の出費を踏まえた上での「建設費用の総額」を先に知る必要があります。

日々の買い物に行く時にお財布にいくらあるのかを知っている状態ですね。

お子さんがいる家庭では、教育費がかさむ時期があったり、家族旅行、自動車の買い替えもありますよね。
住宅ローンを35年、長い方は50年組むわけです、途中で家族のお金が足りない事態になったら大変ですよね?
なので、住宅ローンを組んでしまう前にファイナンシャルプラン(以下FP)で住宅ローンを組む方の85歳までのお金がどうなっていくのか?考えておく必要がありますよね。

FPで出た予算内で家に関するすべての費用を賄うように計画するのが大切になってきます。

2.必要なもの、あったらいいもの、不要なものを認識する

新築住宅購入を考え始めたら、今の暮らしの良い点と悪い点を書き出しましょう。

なぜなら、いい点は新しい家にも取り入れて、悪い点は修正するようにできるからです。
この時に、リビングが狭いから最低10畳は欲しい…というようなサイズを考えるのはNGです。
サイズを考えてしまうと、設計をする際にそのサイズを満たすために無駄に大きな家になってしまって、予算オーバーする事があるからです。
例えば、リビングが狭いと思ったときは、「ソファの形がL字形で〇〇cm×〇〇cmで〇〇amのTVとソファが近くなり過ぎて人が通る幅がない」
などと、暮らしの実態にあったような書き方がGoodです。

どんな暮らし方がいいのか
どんな暮らし方が嫌なのか

これをよりリアルに書き出しましょう。

そうする事によって、必要なもの、あったらいいもの、不要なものがみえてきます。

3.家づくりで必ず叶えたいことを決める 

一生に一度と言われる住宅購入、家づくりに対する夢や憧れもありますよね?
なので、最低1つは必ず叶えたい事を決めてください。

10個も20個も出てきた場合は、優先順位を決めてください。
10個なら1位から10位、必ず順位を付けてください。

4.ハウスメーカーを選ぶ

1.〜3.が終われば、いよいよ大切なメーカー選びです。
予算は決まっている
要望もまとまっている
希望もまとまった
状態なので、気になったメーカーをまわり、担当にすべてを伝えてください。

ハウスメーカー選びで後悔される方の理由のなかには、
・言ったことが反映されてない
・質問しても返事がない
・現場に監督が来なくて違う収まりになっている
というケースをよく耳にします。
これら全てが、契約した後に起こっているんです。

なので、これらの対策としては、お客様自身が議事録のコピーをもらう、というのも大切なのですが、設計者(監理者)、現場監督、責任者(社長や支店長)とも顔を合わせておく必要があります。
営業だけではなく、家づくりに関わる人全員と面識をもち、誰にでもいつでも連絡が取れる状態にする事が大切です。
間取りの打合せでは、営業と建築士(有資格者)でやるのは当然ですが、ヒアリングで建築士が居ない、建築予定の土地に足を運んでいない、なんて事もあるので気をつけてください。

他には、アフターフォローや保証関係で何がどうなっているのか?も忘れずに確認してくださいね。

そして、まわったメーカー順に採点しましょう。(各項目5点満点)

1.予算の遵守
2.要望の取入れ具合
3.希望の取入れ具合
4.建築士の実績
5.現場監督の実績
6.会社の実績
7.予算内の建物性能
  G3→5 G2→4 G1→2
8.予算内の気密性能
  0.1〜0.5→5 0.5超0.8→3 それ以外→0
※計画換気がされている事
9.耐震性能(許容応力度計算)
 等級3→5 等級2→4 等級1→3
壁量計算の場合は各-2点(減点)
10.アフターフォロー
11.その他の保証
12.人柄(営業、建築士、監督)
13.会社の理念と社長(支店長)の人柄

この13項目を各5点満点で採点していくと、意外とすんなりメーカー選びが進むと思います。

5.まとめ

家づくりを考え始めた皆さんは、やる事は分かっていてもやる順序が違うだけで無駄に予算が増えてしまったり、時間ばかりかかって疲れてしまったり、メーカー毎に色々言われて何が正しいのか迷ってしまったりしてしまいます。

今回の手順を守って進めていくことができたら、本当に必要なものだけに、正しく投資する家づくりができるようになると思います。

あなたの家づくりが幸せな暮らしのスタートになる事を祈っています。

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